2012/11/03(日) 後楽能

2012/11/03(祝) 行楽能チラシところ:岡山後楽園能舞台
開演:10:00
番組:第1部 連吟・仕舞・独調・舞囃子・能「井筒物着
   第2部 仕舞「鐘ノ段」 大島政允、「松風」 内田安信
      能「黒塚」 大島衣恵
鑑賞料:前売 3,000円 当日 3,500円
    学生(中学生以上) 1,000円
2012/11/03(祝) 後楽能番組主催:岡山能楽会
共催:岡山県

能「黒塚」(くろづか)
山伏の祐慶一行は奥州安達原で一夜の宿を請う。宿の老婆は求めに応じて糸を紡いで見せ、過ぎた日々を悔いた歌を聞かせ、閨の内を絶対見てはならぬと言い置いて、薪を取りに出かける。閨を覗いた能力が見たものは死骸の山。老婆は鬼女の本性を現し、祐慶一行に襲いかかるが、山伏の必死の祈りに鬼女は恨みを残して消えてゆく。
拾遺集の歌〈みちのくの 安達が原の 黒塚に 鬼こもれりと いふはまことか〉の鬼女伝説を基に作られたスリルに富んだ曲です。

能「井筒」(いづつ)
奈良の在原寺の旧跡を訪ねた旅僧が在原業平と紀有常の娘の後世を弔っていると、業平と契った幼馴染の女の霊が現れ、昔を懐かしみ、優雅な男装に移り舞を舞う。
伊勢物語二十三段{筒井筒 井筒にかけし まろがたけ 過ぎにけらしな 妹見ざる間に〉を主題として作られた名曲です。