ところ:岡山後楽園能舞台
開演:12:30(終了予定 午後4時頃)
観賞料:一般 3,000円、学生 1,000円
番組:仕舞「天鼓」大島輝久
「山姥キリ」大島政允
能「海人」シテ 大島衣恵
ワキ 江崎敬三
笛 八木原周平 小鼓 横山幸彦
大鼓 守家由訓 太鼓 梶谷義男 他
能「海人」(あま)
房前大臣は亡き母の追善供養のために讃岐国志度の浦を訪れ、一人の海人から昔語りを聞きます。
〈海人の昔語り〉藤原不比等は、竜神に奪われた唐土渡来の宝珠を海人に取り戻してくれるよう頼み、その代償に海人と契りを結び、その子を世継ぎにすることを約束します。海人は竜宮に潜り剣で胸をかき切って傷口に珠を隠し逃げ延びましたが、命を落とします。その子どもこそが房前大臣なのです。
大臣が母の追善供養を営むと母の霊が童女となって現れ、法華経の功徳で成仏できたと喜びの舞を舞います。