理事長の独り言 3

福山JC 2009年度理事長メルマガ 大島衣恵

 まだまだ寒い日が続いていますが、昨日2月4日は立春、いよいよ春の到来です。
青年会議所活動も、おかげさまで1月の行事をすべて滞りなく盛会に終えることができました。また先日は2月度の例会、総会と改めて2009年度が一歩ずつ進んでいっていることを実感しました。皆様のご協力、本当に有難うございました。
 例会行事では「和」の心を育む第一歩として、皆さんとともに書道を体験しましたがいかがでしたでしょうか?これをきっかけにそれぞれの「和」を見つけて、生活の中に活かして頂きたいと思います。忙しい日常、バタバタとするばかりでは気持ちもバランスを欠いてしまいます。仕事やJC活動にいそしむ合間に、心静かに自分と向き合う時間を持ちたいものですね。
 そんなことを常々自己反省として感じていることもあって、私自身は茶道の稽古に通っています。ほとんどお菓子を頂きに行っているだけのような気もしますが、お稽古を始めてかれこれ十数年になります。能の仕事で様々な方に指導をさせて頂く時間が増えれば増えるほど、自分が何かを習う、という時間を持つことが大切なようにも思っています。能の生徒さん方がお謡いや仕舞を覚えられません!と仰る気持ち、充分過ぎるほど分かるんです。私もお点前の手順をなかなか覚えられないので・・・
 お茶室に入ると、床の間のお軸や一輪のお花、また炉中の炭火や釜のお湯が沸く様子からも季節を感じることができます。室内にあって、屋外以上に自然を感じる不思議な場所なんですね。もちろんお菓子も季節ごとに美味しくて、お稽古が続いている秘訣はつまるところ食気かも・・・?