「ゆいま~る!」を合言葉に開催された全国会員大会・沖縄那覇大会。福山から多数のメンバーと共に参加できたことを、本当に嬉しく思っております。また、先輩方からも心温まるお気遣い頂きましたことに、メルマガの文中からではございますが、改めて御礼申し上げます。
前半2日間は雨模様で、大懇親会や式典等の野外の事業はどうなるかと心配していましたが、見事に後半2日間は青空の広がる素晴らしいお天気に恵まれました。開会式当初から那覇JCの理事長が「この雨は最高のクライマックスを迎えるためのもの。」と仰っていましたが正にその言葉通り。今回の沖縄滞在を通して、私は自然と人間が一体になって大きな力が生まれているような、そんな感覚を覚えました。
私たちは現在、人間と自然を別のものとしてしまっていますが、考えてみれば人間も自然の一部にしか過ぎませんし、そもそも私たちの祖先は自然と人間を分けて考えてなどいなかったようです。今私たちが「自然」と言い習わしている天地万物への呼称は、近代200年ほどのことだそうです。人間も草木も動物も、すべてのものが命を交わし合ってこの世が成り立っている、そう考えるとき人と自然物の境はなく、人にも大らかな心が生まれてくるように思います。
「ゆいま~る」とは結び合うという意味なのだそうです。人間も自然も、結び合うことで新たなものを生み出すのが摂理です。「むす」の基本的意味は命を誕生させること。国歌の歌詞にも「苔のむすまで」とあり、人の子だって「むすめ」「むすこ」というのですから、分かりやすいですね。
その結び合いは「和する」ことへと繋がっているな~と、沖縄の地で一人ごち、充実した4日間に感謝しながら帰福いたしました。
2009年度もいよいよラストスパート、最後までよろしくお願い申し上げます!